マネジャーが得意な日本人、リーダーになりたがるアメリカ人 イノベーションを生む、マネジメントとリーダーシップの割合
"管理"の面が強くなるとパフォーマンスが落ちる、確かに納得するところはある。
だけど、アメリカ式のビジネスは息切れを起こしかねないとも感じるので、この記事のベースになっている(広告である)「リーダーのように組織で働く」という本に記載されているGoogleの20%ルールが破綻したことからも、ここに書いてあることをそのまま実行してもダメだろうな、というは思うところかなぁ。 https://m.media-amazon.com/images/I/71xlGoj5U6L._SY522_.jpg https://www.amazon.co.jp/dp/4295408514
ただ、参考にはなるな、と感じて本は買ってみたのでさらっと読んでみる。
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マネジャーは日本人がすごく得意というか、自分の役職・役割をすごくちゃんとやるんですよ。これをやらないと組織は回らないので絶対必要なのですが、これしかやらない人もすごくまた多いわけですよね。
リーダーのほうは何かを始めたり変えたり、「人に注目」「信頼を築く」「長期的展望」ですね。「なぜ、何を」から考える。「自分のオリジナル」「現状へのチャレンジ」「自分自身という個人」ですね。
つまり、役職・役割関係なく自分で何かを提案して、周りを巻き込んでそれを成し遂げようとするのがリーダーですよね。ちゃんとやるのではなく、正しいことを行う。正しいことは、環境や時代が変われば変わりうる。
マネジメントで考えれば、ミドルからトップに向かっているとすると、トップマネジメントに向かえば向かうほどリーダーシップ要素は多くあるということですよね。
ハーバードのジョン・コッターは「有能なトップは80パーセントの時間をリーダーに使っている」と。20パーセントがCEOや社長業なんだと言っていますね。
そういった点では管理職層、中間管理職層は(マネジメントとリーダーシップの比率が)50パーセント、50パーセントぐらい必要だということになるわけですよね。役職のない担当者でも、20パーセントはリーダーとしての仕事に充てていないと会社は回らず、業界の流れが激しければ、さらにその比率は高いとも言っている。